家具の組み立てを人に頼むときの注意点 ― 依頼前の準備から当日の確認まで

公開 ・更新 ・テツダイ編集部

組み立て式の家具は手頃な価格で手に入る一方で、部品の数が多く、説明書どおりに組み立てるには思った以上に時間と力が要ります。ベッドや大きな収納棚などは、一人では部材を支えきれず、途中で手が止まってしまうことも少なくありません。

そんなときに、組み立てに慣れた人に手伝ってもらうのは一つの方法です。この記事では、家具の組み立てを人に頼むときに、依頼の前・当日・終わった後に確認しておきたいことを順番に整理します。

依頼の前に、家具の情報を正確に伝える

組み立てにかかる時間は、家具の種類や大きさ、部品の数によって大きく変わります。手伝ってくれる人が作業時間と必要な人数を見積もれるよう、依頼の前に次のような情報を伝えておきましょう。

  • メーカー名と商品名(型番が分かれば型番も)
  • 組み立てる家具の点数(ベッド1台と棚2台、など)
  • 箱の大きさや重さの目安(大きな箱は一人で動かせないこともあります)
  • 説明書が手元にあるか、部品がそろっているか
  • 組み立てた家具を置きたい場所(部屋・階数)

商品のページや説明書の写真をメッセージで共有しておくと、当日の段取りがぐっと進めやすくなります。作業の途中で部品が足りないと分かると、その日のうちに終わらないこともあるため、箱を開けて部品の数を確かめておくと安心です。

置き場所と、部屋の中の通り道を確認する

大きな家具は、組み立てた後に向きを変えたり移動したりするのが難しくなります。組み立てる場所と置き場所が違う場合は、完成後の大きさで廊下やドアを通れるかを事前に確かめておきましょう。可能なら、置き場所で組み立てるのが確実です。

組み立てには、家具そのものより広い作業スペースが必要です。床に部材を広げられるよう、周りの物を片付けておくと作業がはかどります。床や壁を傷つけないよう、養生のための毛布や段ボールを用意しておくのもおすすめです。

集合住宅の場合は、作業の音が気になることもあります。電動工具を使う時間帯や、管理規約で作業できる時間が決まっていないかを確かめ、必要ならメッセージで手伝い人に伝えておきましょう。駐車場の有無など、手伝い人が訪問するときの交通手段も事前に共有しておくとスムーズです。

工具と、壁への固定について確認する

多くの組み立て家具には簡単な工具が付属していますが、電動ドライバーがあると作業時間が短くなることがあります。手伝い人が工具を持参するかどうかは、メニューや事前のメッセージで確認しておきましょう。

背の高い棚などでは、転倒防止のために壁への固定を勧められることがあります。壁に穴をあける作業は建物に手を加えることになるため、賃貸住宅の場合は貸主や管理会社の了承が必要な場合があります。穴をあけずに使える転倒防止の器具もあるので、どう固定するかは依頼の前に決めておきましょう。

頼める作業と、頼めない作業を分けておく

組み立ての依頼では、あわせて頼みたくなる作業がいくつかあります。ただし、内容によっては許可や資格が必要なものもあります。このサイトでは、依頼者の家の中(同じ建物内)での作業だけを扱っています。

  • 頼める例: 開梱、組み立て、同じ家の中での設置、段ボールをまとめること
  • 頼めない例: 店舗や倉庫からの家具の引き取り・配送、手伝い人の車での運搬
  • 頼めない例: 古い家具の引き取りや処分、コンセントの増設などの電気工事

古い家具の処分は、自治体の粗大ごみの制度や、許可を受けた事業者に依頼する方法があります。段ボールは、自治体のルールに沿ってご自身で出しましょう。

メニューの選び方 ― 時間・人数・料金を見比べる

手伝い人のメニューには、作業時間の目安、作業する人数、料金(税込)、持参する工具が書かれています。同じ「家具の組み立て」でも、家具の点数や大きさによって向いているメニューは変わります。

ベッドや大型の収納など、部材が長く重い家具は、二人で作業するメニューのほうが安全で早く終わることがあります。反対に、小さな棚を一つ組み立てるだけなら、短い時間のメニューで十分な場合もあります。迷ったときは、申込の前にメッセージで家具の商品名を伝えて、どのメニューが合うかを相談してみましょう。

料金はメニューに表示された金額がそのまま支払額になり、依頼者に追加の手数料はかかりません。作業が予定より長引きそうな場合の扱いも、事前に確認しておくと安心です。

当日の立ち会いと、仕上がりの確認

作業の間は、できるだけ在宅して立ち会いましょう。置く向きや棚板の高さなど、その場で決めたいことが出てくるためです。貴重品や壊れやすい物は、作業の前に別の場所へ移しておくと安心です。

作業の前に、床や壁、家具の状態を写真に撮っておくことをおすすめします。予約ページで作業前後の写真を共有しておけば、終わった後に状態を一緒に確かめやすくなります。完成したら、ぐらつきがないか、扉や引き出しがきちんと開閉するかを、その場で手伝い人と一緒に確認しましょう。

万が一、傷がついてしまったら

丁寧に作業をしても、床に小さな傷がつくなどのことが起こる場合があります。このサイトでの作業は、依頼者と手伝い人の間の契約です。何か起きたときは、まずその場で状況を確認し、写真を残したうえで、当事者どうしで落ち着いて話し合いましょう。運営は保険を用意していないため、心配な方は、手伝い人が損害賠償責任保険に入っているかを事前に尋ねておくとよいでしょう。

近所の手伝い人に、家の中での作業を頼めます

家具の組み立て・配置換え・荷造り・家電の設定・不用品の分別。手伝い人が出品したメニューから選んで申し込めます。

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